コミュニティフォトグラファーの其田有輝也 / そのだゆきや(@haletoke)です(Profileはこちら)。カメラ講座を開いているとおすすめのカメラやレンズはありますか?と聞かれることがしばしばあります。今回は、僕が愛用しているFUJIFILMの単焦点レンズをご紹介します。
FUJIFILMおすすめ単焦点「XF35mmF1.4 R」(万能標準)
フルサイズカメラで50mm程度と片目をつぶったときの視野と同じくらいの画角になるレンズです。ボケ味もキレイで小さくて軽い。さらに意外と寄れるレンズなので、どれか1本しか使えないような場合はこれを利用することがおおいですね。FUJIFILMのコンパクトなボディとの相性もバッチリなのではじめての1本にはこれをおすすめします。
FUJIFILMおすすめ単焦点「XF56mmF1.2 R APD」(ポートレート)
つづいてFUJIFILMのレンズの中で一番気に入っている中望遠レンズが「FUJIFILM 単焦点レンズ XF56mmF1.2 R APD」。とにかくトロトロのボケ味が非常に美しく、言葉にできない空気感を描写してくれます。ポートレートを撮るには最高のレンズです。ハマったときの美しさはピカイチ。ただしあまり寄れないのとAFが弱めなので動体にはむきません。だいたい上で紹介した「FUJIFILM 単焦点標準レンズ XF35mmF1.4 R」とこのレンズの2台をXT2につけて撮影することが多いです。
FUJIFILMおすすめ単焦点「XF16mmF1.4 R WR(風景・室内)
最後は広角の単焦点です。ワイドな風景写真や室内で広めに取りたい場合に重宝するのが「FUJIFILM 単焦点超広角レンズ XF16mmF1.4 R WR」です。かなり寄れて明るいレンズなのでイベント撮影のときは重宝します。集合写真なんかもこれがあればOKです。更に広角がほしい人はFUJIFILM 単焦点超広角レンズ XF14mmF2.8 Rもいいかもですね。
一回単焦点レンズを使いはじめてしまうとなかなかズームレンズを使う気にならにならないんですよね。ボケ味とか明るさとかコンパクトさなどの観点からいくと単焦点レンズのほうが優れているので、ズームレンズがどうしても必要なシビアな撮影以外は単焦点レンズで撮っています。なにより自分の体の移動で構図を作るので写真も上手になります。FUJIFILMユーザーのみなさんは上の3本のレンズで写真を撮ってみてくださいね:)
それではきょうはこのへんで。