ども、コミュニティフォトグラファーの其田有輝也 / そのだゆきや(@haletoke)です(1000人に読まれた複業・兼業秘話はこちら、Profileはこちら)。きょうはNikonから満を持して登場したフルサイズミラーレス機について解説していきます。
Nikonからついに本格フルサイズミラーレスが登場!!
まずはフラッグシップ機の「Nikon ミラーレス一眼 ニコン Z7」画素数も4575万画素でSONYのα7RⅢの4240万画素を上回るかなりの高画素機です。タイムラプスが標準装備で含まれるのが星を撮ったりする人的には地味に嬉しい。ただ、本音を言うとこれだけの高画素機を一般の人が必要か?といわれると「ぶっちゃけこんなにいらない」というのが正直な所。確かにトリミングし放題だし、あとから構図を大きく整えることはできるけれど、データ容量は大きいし1画素あたりのセンサーの面積が小さくなるので暗所耐性が落ちる(といってもZ7は手ぶれ補正がめちゃ効くし、D850ゆずりのセンサーなのでISO4000くらいまでは普通に使える)。日中の風景写真やめちゃめちゃ大きめにプリントする広告写真など突き詰めるのにはこちらのカメラがよさそう。そうでなければ次に紹介する「Nikon ミラーレス一眼 ニコン Z6 」が個人的にはおすすめです。
つづいて「Nikon ミラーレス一眼 ニコン Z6 ボディ」について。やはり一眼レフカメラと比べると軽いし露出がリアルタイムに電子ビューに反映されるので初心者からすると使い勝手はいいですよね。Z6はZ7と比べて画素数が2450万画素と半分程度。ただぶっちゃけ2400万画素もあれば十分ですよ。4000*6000pixelあればA0とかの特大プリントも大丈夫です。値段的にもこっちのほうがコスパよいですし、どうしてもZ7じゃなきゃダメ!という特段理由がなければZ6を買うのがおすすめです。
ちなみにレンズはこちらの単焦点レンズ「Nikon NIKKOR Z 50mm f/1.8 S」がおすすめです。SIGMAArtと同様ボケもキレイですし、周辺の解像度はコチラのほうが上な印象です。片目で見たときの画角がだいたい50mm程度なんですよね。狭すぎず、広すぎず、自分の足で構図を決めてシャッターを切る練習になります。もう少し広めがいい人は「Nikon NIKKOR Z 35mm f/1.8 S」がよいですね。個人的には50mmをよく使いますが、撮りたいものや被写体との距離感など自分が気持ちよく撮れるものを選ぶのが最適解です。
ちなみにズームできないと困る!というひとは24-70mmの標準レンズがセットになった「Nikon ミラーレス一眼 ニコン Z7 24-70+FTZマウントアダプターキット Z7LK24-70FTZKIT」がおすすめです。アダプターはもともとNikonのフルサイズ用レンズを持っている人向けですね。アダプターを噛ませればレンズ資産を有効活用できます。
以上「【Nikon】軽くて使いやすいおすすめフルサイズミラーレス一眼カメラ」でした。フルサイズミラーレス一眼はSONYが一歩リードといったところですが、これまでNikonを利用してきたユーザとしてはレンズの買い替えなどに多額の費用がかかるので、アダプターを噛ませながら徐々にフルサイズミラーレスへ移行するのが個人的にはおすすめです。それぞれのミラーレスにもボタン操作を含め特色があるのでじっくりかんがえて素敵なカメラライフをおすごしください!
それではきょうはこのへんで。