ども、コミュニティフォトグラファーの其田有輝也 / そのだゆきや(@haletoke)です(1000人に読まれた複業・兼業秘話はこちら、Profileはこちら)。
きょうは貨幣経済にとらわれずに自分のスキルを誰かのモノやスキルと交換して仕事をすることも選択肢に入れると人生楽しくなるよってお話を少々。資本主義社会や貨幣経済にちょっと疲れている人や、フリーランスだけでもう少し幅を広げていきたいと感じる人にお役に立てれば幸いです。
貨幣経済に囚われないと「体験が広がる」
クライアントの得意なことと、其田の撮影を交換する「モノワザ交換」でお仕事することがあります。これまでに「焼肉・米・野菜・コーチング・イラスト」など交換しているので、最近は「これ交換できますか?」みたいな持ち込み相談が増えています。すばらしい。#モノワザ交換#資本主義の外側
— sono その @ 複業Photographer (@haletoke) January 3, 2019
想いはあるけどお金はない団体さんや、スタートアップで資金的な余裕がない会社さんなんかは潤沢にお金を支払うことができない場合が多いです。でも仕事の内容はすごく面白くて、手伝ってあげたい場合ってある場合はモノワザ交換をおすすめします。例えば其田の場合は撮影料金をちょっと抑える代わりに「焼き肉・コンサルティング・コーチング・米」をもらうことがありました。自分ひとりじゃ絶対にこういった体験はしなかったと思うのですが、お金の代わりに相手側の得意なものを受け取ることで世界が広がりました。で、これを自分の仕事にフィードバックしつつ、他の人に紹介してあげたりするのでお互いWin-Winなわけです。これは思わぬ効果でした。
貨幣経済に囚われないと「話題になる」
どうしてもビジネスで仕事しちゃうとモノワザ交換とか難しいんですよね。ところがモノワザ交換のように貨幣経済の外側で仕事をすると意外と印象に残るようで話題にしてくれることも多いんです。同い年で焼き芋屋さんをしている友人の竹村くんに聞いたところ、餃子の王将をイモ払いで精算しているそうです。噂が噂を呼び、評判になって本業が儲かるパターンです。楽しい働き方して稼ぐところでちゃんと稼いで生きるのが賢い生き方ですね。
安納芋焼きたてです。お客さま。 pic.twitter.com/OJ1oqFxPbC
— 移動する竹村商店 (竹村の焼き芋研究所。) (@take_yakiimo) December 30, 2018
貨幣経済に囚われないと「つながりが増える」
単純に仕事の幅が広がるので、人とのつながりが増えます。人とのつながりのなかでお仕事をまわそうとおもうと、ときに定価で仕事ができない場合もでてきます(予算の関係や仕事の属性に依存するので)。そういうときに仕事をすべて断ってしまう方針でもOKなんですが、面白そうだしやってみたいことについてはモノワザ交換でやってみてください。のちのちそのつながりがさらなるつながりを生んで、お仕事になることもたくさんありました。誰かとつながるための仕事の仕方はもっと柔軟に、もっと自由でいいとおもうのです。
貨幣経済に囚われないと「関係性が強くなる」
自分の得意なことでお仕事をすると関係性が強くなります。むしろ、お金を支払うことって相手にある種の足かせというか、ミッションを執行するための担保として支払われる側面も強いので、貨幣経済の外側でお仕事をすることで本来の意味での関係性が強くなる印象があります。もちろんしっかり支払いをしてくれるクライアントは大切です。ようはバランスが重要で、しっかりお金をいただき仕事をすることを大切にしながら、必要に応じてモノワザ交換をしつつ関係性を強めていきましょうというお話です。
貨幣経済に囚われないと「面白い」
全然お金にならないけど新しいチャレンジで面白いお仕事もたくさんあるんですね。ガンガンお金を稼げるようなタイプのお仕事でなくても、面白さ重視で仕事をするときはお互いの得意なことを活かしながらなにかを形作ることが多くなります。資金をしっかり作れるような仕事をまずは最低限こなしながら、こういったお金にはならないけれどそれぞれが自分の得意なことをもちよって新しい場やプロダクトを生み出すこともしていきましょう。このあたりはお金・精神・体力のバランスが大切になりますので、自分の中で線引をしながら実践するのがコツです。
どうやったらモノワザ交換ができるか?
最後にどうやったらこういった仕事の仕方ができるか?といった解説をすると、
- 最低限生きるためのお金を稼いでいる
- 人の役に立つスキルを持っている
- モノワザ交換を公表する
の3つが大切かなと思います。
最低限生きるためのお金を稼いでいる
生活費を稼がないと行きていけないので、最低限生きるためのお金は稼いでいるのが条件です。ここを疎かにしてしまうと、自分の生活やメンタルが貧しくなってしまうので。まずしっかり稼ぐ、そのうえで余剰分をモノワザ交換や新しい事業にあてていくのがただしい方法です。
人の役に立つスキルを持っている
人に役立つスキルをもっているとモノワザ交換がやりやすいですね。イベントであれば写真撮影やイベントレポート記事の執筆、パンフの作成や小物作りなんかがそれに該当します。単純な労働力の提供でも可能な場合もありますが、誰でもできてしまうのでもう少しクリエイティブによせておいたほうがのちのちのポジションをとりやすくおすすめです。
モノワザ交換を公表する
モノワザ交換も対応してますよ!ということを公表するのも大切です。なかなか費用感があわずにお願いできない潜在顧客も結構な割合いるんですよね。そういった層に対してリーチしていくためには度々アウトプットして知ってもらう活動がとても重要です。過去の実績なんかも何気なく添えてあげるとイメージしやすくなるのでGoodです。
クライアントの得意なことと、其田の撮影を交換する「モノワザ交換」でお仕事することがあります。これまでに「焼肉・米・野菜・コーチング・イラスト」など交換しているので、最近は「これ交換できますか?」みたいな持ち込み相談が増えています。すばらしい。#モノワザ交換#資本主義の外側
— sono その @ 複業Photographer (@haletoke) January 3, 2019
まとめ
「資本主義社会や貨幣経済に囚われないモノワザ交換をすすめる5つの理由とその方法」をまとめると、
- 体験が広がる
- 話題になる
- つながりが増える
- 関係性が強くなる
- 面白い
さらに、モノワザ交換をやるなら
- 最低限お金を稼ぐ
- 人の役に立つスキルを身につける
- モノワザ交換を公表する
が大切です。ぜひやってみてくださいね:)それではきょうはこのへんで。