カメラマンとして起業した僕が月100万円儲けるまでにした8つのこと




ども、コミュニティフォトグラファーの其田有輝也 / そのだゆきや(@haletoke)です(1000人に読まれた複業・兼業秘話はこちら、Profileはこちら)。

2017年4月に月商100万円を達成したのですが、そこに至るまでにした日常のコツをご紹介します。

01 日常を自動化してカメラマンとして稼ぐための時間をつくる

何にせよ時間を確保することが何より大切です。自動化できるものはすべて自動化しました。具体的に言えば

・ルンバ
・乾燥洗濯機
・料理
・写真データのバックアップ(AmazonPrime)

あたりが代表的です。日常生活をしているといろんな判断をしなければならなくて、そのたびに脳は疲労してしまうんですよね。なのでなるべく判断せずにできることは自動化し、シンプルにしていくのがおすすめ。詳しくは関連記事で解説しましたので読んでみてくださいね。

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02 できた時間で未来に投資する

自動化することによってできた時間は自分の未来に投資しましょう。其田の場合は「英語・プログラミング」に投資をしてきました。とくに「国内の写真撮影市場は飽和状態で価格勝負ばかりしていると自分の心と体が疲弊してしまう」という体験から、日本に旅行に来る海外旅行者向けの撮影(インバウンド観光向け撮影)に特化をすることをきめてからはオンライン英会話にどっぷり浸かるなど自分に付加価値をつけて高単価で売れるように戦略を立てました。生き残るためには「独自性」が必要です。他の人が真似しづらく、顧客がしっかりと勝ちを認めてお金を支払ってくれる場所に移動しましょう。英語やプログラミングだけではなく、お金の勉強もとても大切です。次にお金まわりについて解説してきます。

03 徹底的に固定費を削減して投資にまわす

カメラマンは基本的に貧乏です。なぜなら機材が高く、稼いだお金でドンドン機材を買い増ししていくから。自分のやりたいことをやり、大切な人を大切にするためにはお金と時間が必要なのです。特にお金に関して日本人はほとんど教育をうけないので自分で学ぶ必要があります。基本的には「所得=(売上ー経費)+(資産×利回り)」です。まずはとっつきやすい経費を小さくしていきましょう。節約貯金についての解説は下の関連記事からどうぞ。

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04 クレジットカードで支払いでポイントを貯めて投資する

其田は可能な限り現金を使いません。理由は大きく分けて2つ。

  • 100円利用につき1円などポイントがつく
  • クラウド会計ツールと同期して自動記帳する

ためたポイントで金融投資をする

カメラマンは基本的に単発の案件が多いので、収入が不安定になりがちです。50歳過ぎてバリバリ最前線に立てる人も多くないので、いまのうちからコツコツ投資にまわしておくのがおすすめ。収入は多角化するのが経営の基本です。経営的視点が持てないカメラマンは残念ながら稼ぎ続けることはできずに食べて行けなくなるでしょう。其田は楽天カードで日常の決済は行っているのですが、元手がないよ!という人でもためた楽天ポイントで元手0で投資が可能です。楽天証券に申し込んで楽天VTIを買うのがおすすめです(でも投資は自己責任でね!)。

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クラウド会計ツールfreeeと同期して自動記帳を行い確定申告をストレスフリーで終わらせる

さらに楽天カードのいいところはクラウド会計ツールのfreeeと同期ができること。決済の日付と料金を読み込んで、勘定項目や取引先を推測して記帳してくれます。これがめちゃめちゃ便利でして、PCからもスマホからもラクラク操作ができます。確定申告前にレシートとにらめっこして手打ちで入れていくのは正直地獄です。はやい所freeeと同期して自動記帳するのをおすすめします(同期と自動記帳ははやく設定するほどあとが楽になりますよ)。

関連:フリーランスカメラマンの確定申告!クラウド会計ソフトfreeeがおすすめな理由

05 時間とお金のゆとりを持つとカメラマンとして生き残るための戦略をたてる

学生時代に創業してからガムシャラに撮影をこなしてきましたが、上に書いたような自動化や仕組み化をすることで金銭的・時間的にゆとりができてから自分のカメラマンとしての生き残り戦略が明確になりました。時間とお金を作ることで本を読んだり経営を勉強したり自己投資ができるわけです。焦ってばかりでひたすら前に進もうとすると、あるていどは前にすすめますがどこかで体や精神に無理がでてきます。まずはお金と時間のゆとりを持てる環境を整えましょう。ここまでがベースです。続いて少々テクニカルなお話も解説しますね。詳しくは月額500円ワンコインnoteに記載していますので興味のある方は購読してください(初月無料です)。

06 競争せずに自分の土俵で勝負する

特に価格競争は最悪ですね。資本を持つ大企業であれば薄利多売モデルで利益もとれますが、個人で生業をする人は競争をしない場所に自分を移動させなければいけません。なぜか?体力的精神的に限界が来るからです。競争しない方法は普及していない地域に行く、スキルをかけ合わせて自分だけの領域をつくるなどがおすすめ。其田の場合は「英語・観光・撮影」を組み合わせて競争しない領域を展開しています。狭い地域でも1番になれればいがいと生き残れます。

07 単価をあげて利益をしっかりもらう

薄利多売は大企業の生業のしかただと上で述べましたが、高単価高利益率の商いをしましょう。特に時間と体力がある若いうちに試行錯誤して「単価をあげるにはどうすればよいか」「利益率のよい仕事とはなにか」を肌感覚として体感しておくのは大切です。まだ会社員の人は週末起業で少しずつ実践にうつしていくのがおすすめ。マッチングサービスなどもありますのでこのあたりで腕をみがくのもいいかもです。

08 価値を認めてくれるクライアントと仕事する

安いから頼んだ」というクライアントは残念ながら値段相応のクライアントである場合が多いです。もちろん悪いわけではないのですが、個人としてカメラマンを収益の一部にしたい人にはおすすめしません。自分の価値をしっかり認めてくれるクライアントを探しましょう。その人のニーズを叶えてあげられる人があなたしかいなければ、相応の対価を支払ってくれますし、お互いに満足感が高いはずです。

以上「カメラマンとして起業した僕が月100万円儲けるまでにした8つのこと」でした。個人事業主としてしっかりと利益をだすことはとても大切です。とどうじに、身の回りのことを仕組み化・自動化していって、目まぐるしく変化する世の中にうまく対応しながら生きていきましょう!

それではきょうはこのへんで。




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ABOUTこの記事をかいた人

Photographer in Kyoto and Tokyo. Also work as licensed translator tour guide and weather forecaster. 海外のフォトエージェントとプロ契約し、東京と京都を中心に20以上の国と地域のクライアントを撮影中。ローカルやコミュニティの撮影・PR支援が専門分野 / 気象予報士 / 通訳案内士 / 1991年生まれ / 筑波大学地球学類卒業 /
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